LimeCountry L753 DIFFY


LimeCountry L753 DIFFY。
L74 DIFFYの3ピースバージョン? と思う方も多いはず。
当初はMH753のひと回りライトなM753の製作を目指していました。
硬さやテーパーの違うロッドを何本も作ってテストしていました。
その中で大きく気持ちが動いたロッドは、明確な違いを出そうと試みた極端に軟らかくしたものでした。
そのロッドはミディアムではなくライトの領域。表記をするならL753になります。
このロッドの魅力に惹き込まれてオープン~ライトカバーゲームを主に使用頻度も増えていき、
ボクが今回の試作品の中で一番好きなこともあって製品化することにしました。
魚がかかるとベリーからバットまでロッドが曲がる。そのサスペンションがバラシの要因となるラインスラックを吸収。ファイトも楽しめます。
ロッドが曲がって心配になる方もいると思いますが、曲げて獲る感覚を味わっていただきたいです。
DIFFYと名付けたのは、曲がりの少ない一般的なパワーやアクションのライギョロッドとは性格が大きく異なるからです。
力に頼りがちなライトカバーでも、ロッドを曲げることを意識してファイトをしてください。
「ロッドを曲げて獲る」というスタイルに慣れるまでは難しく感じるかもしれませんが、
コツをつかんだら、これ以上楽しいロッドも他にないと思います。
7ft5inのレギュラーテーパーの3ピース(グリップジョイント)。
プロダクトのサイトにも追って掲載いたします。
今年もシーズンの始まりはLimeCountry L753 DIFFYをフィールドに連れて行こうと思っています。
[ Tackle ]
Reel : ABU Ambassdeur 6600C 1977(写真上),1981(写真下)
Handle : Stone Handle S-Line80 P-WH2
Rod : LimeCountry L753 DIFFY
PE Line : Lilypad Master White and Blue #8(写真上),LimeGreen Super #8(写真下)
Frog Lure : Lilypad Jerrybean Beans SWH

足元でヒット。LimeCountry L753 DIFFYが綺麗な弧を描く。魚は直下で激しくヘッドシェイクを繰り返しているが、ベリーからバットの柔軟な曲がりでラインスラックを吸収しフックオフを軽減。ロッドも曲がって楽しい